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今回は、琵琶湖に面した滋賀県の聖地にスポットを当てていきます。滋賀県は別名を「湖国(ここく)」と言います。自然と歴史文化溢れる、滋賀県を舞台としたアニメの人気聖地をご紹介します。

滋賀のアニメ聖地の特徴

滋賀県を聖地とするアニメは、ある程度同じ市に集中しています。大津市や彦根市に多く聖地が存在していて、聖地巡礼する際には一度に多くの聖地を巡礼する事が可能です。

また、駅から徒歩10分程度の聖地も多く、巡礼時のアクセスも比較的良い県です。

滋賀県のアニメ聖地①:けいおん!

けいおん!は2009年に第1期が全14話、2010年に第2期が全24話でテレビ放送された大人気作品です。

また、作品で使用された楽曲もほぼすべての楽曲が、オリコンの週間チャートで10位以内に入る快挙となっています。

私立桜が丘女子高等学校(桜が丘高校)に入学した、平沢唯(ひらさわゆい)達5人が軽音部で「放課後ティータイム」というバンドを結成し活動していきます。軽音部メンバーの高校入学から卒業、大学生活までを描いた物語です。

唯達が通う桜が丘高校のモデルが、滋賀県犬上郡豊郷町にある豊郷町立豊郷小学校旧校舎です。近江鉄道豊郷駅から徒歩10分ほどにあり、けいおん!の人気No1の聖地です。

滋賀県のアニメ聖地②:ちはやふる

ちはやふるは、2011年と2013年に第1期と2期が放送され、2019年10月から第3期が放送予定になっているテレビアニメ作品です。また、広瀬すずさんや野村周平さん、新田真剣佑さん出演で実写映画化されています。

現在コミックは41巻までが発売されており、累計発行部数2100万部を突破しています。

綾瀬千早(あやせちはや)は、小学生時代にクラスメイトだった綿谷新(わたやあらた)から「かるた」を教わり、「かるたバカ」と言われるほどかるたに熱中し、高校でかるた部を創設します。かるたで世界一になる夢を目標に、競技者として人としてかるたを通じて成長していく物語です。

ちはやふるファンで知らない人はいないと言えるほど有名な聖地が、滋賀県大津市にある近江神社です。近江神宮前駅から徒歩約11分程で到着します。かなり一致度が高く、物語の中でも重要な場所となっているので有名な聖地なのです。

13話で千早達や新が使用した駅がJR大津京駅です。ちはやふるのラッピング電車やタクシーが走行していて人気の聖地ですが、2019年3月でラッピングが終了となってしまったそうです。

滋賀県のアニメ聖地③:曇天に笑う

曇天に笑うは人気コミック作品で、テレビアニメ、劇場版アニメ、実写映画、舞台などメディアミックがされている作品です。ファンの間では、「曇天」や「曇笑」と言われています。

曇天に笑うの後日譚となる、「曇天に笑う外伝」上下巻や前日譚となる「煉獄に笑う」もコミック販売されています。また外伝は、劇場版アニメが制作されています。

大津にある曇神社(くもうじんじゃ)の曇三兄弟は、琵琶湖に浮かぶ「獄門処」といわれる監獄に凶悪犯を護送する仕事を担っていました。大津の地は曇天に覆われる日々が続いており、これは300年に一度人々に災いをもたらす「大蛇(おろち)の器)」が現れる前兆であるとされています。曇三兄弟と政府機関の犲(やまいぬ)、オロチ、それぞれの関係と苦しく悲しい戦いを描いた物語です。

物語の中心となる曇三兄弟がいる曇神社は、滋賀県大津市にある唐崎神社がモデルとされており人気の聖地となっています。唐崎駅から徒歩11分です。

また、大津限定グッズが販売されており巡礼者からも人気です。グッズの種類や販売場所などは、大津観光協会さんのトラベルガイドで確認できます。

・びわ湖大津トラベルガイド⇒公益社団法人びわ湖大津観光協会

滋賀県のアニメ聖地④:中二病でも恋がしたい!

中二病でも恋がしたい!は、2012年にテレビアニメ第1期が放送され、2013年劇場版、2014年にテレビアニメ第2期、2018年に劇場版2作目が制作された人気アニメです。

「中二恋」や「中二病」、「中恋」とファンからは呼ばれています。

元中二病の富樫勇太(とがしゆうた)が、中二病だった過去を忘れる為に、知り合いのいない高校に進学しますが、現中二病のクラスメイト小鳥遊六花(たかなしりっか)に「契約」と言う形で付きまとわれます。はじめは六花から逃げていた勇太でしたが、2人は次第に惹かれ合い恋人同士になり、六花が中二病になった辛い過去を一緒に乗り越えていく物語です。

中二恋の人気の聖地のひとつが、滋賀県大津市にある穴太駅です。この駅は、勇太達が通う私立銀杏学園(しりついちょうがくえん)の最寄り駅とされていて、登場回数も多い為人気となっています。

六花の実家に向かう時に待ち合わせ場所となった、京阪石山駅です。この聖地も、物語に何度か登場した聖地です。

六花の実家のモデルとなった旧伊庭家住宅です。滋賀県近江八幡市にある安土駅から徒歩11分にあります。

5話で、六花たちが数学の赤点回避を神頼みした神社が、滋賀県大津市にある檜山神社です。この神社は、中二恋聖地としてとても有名で「巡礼ノート」というものが作られるほどでした。今は、ノートの設置が無いようで残念です。

滋賀県のアニメ聖地⑤:つり球

つり球は、2012年にテレビ放送された原作のない完全オリジナルアニメです。スマホ用無料アプリで「つり球AR釣り」と「つり球舞台めぐり」が制作されました。

転校を繰り返し、コミュ障になってしまった男子高校生真田ユキ(さなだゆき)が、江の島の高校に転校した初日に、自称宇宙人のハルに強引に釣りに連れていかれます。この事がきっかけで、釣り王子の宇佐美夏樹(うさみなつき)や、宇宙人であるハルを監視するアキラ・アガルカール・山田(アキラ・アガルカール・やまだ)と出会い、徐々に友情を育んでいく物語です。

ユキとハルとユキの祖母ケイトが住んでいる家が、滋賀県甲賀市甲南町にある「仁木家住宅洋館」をモデルにしたものでした。「オフィシャルログブック」で中村監督が洋館をモデルにしたことを明かしてから、聖地巡礼するファンか急増しました。JR甲南駅が最寄り駅です。

滋賀県のアニメ聖地⑥:新世界より

新世界よりは、「青の炎」や「悪の教典」で知られる貴志祐介の小説が原作となったアニメです。2012年に全25話で放送されました。

物語は、21世紀から1000年後の世界が舞台となっており、人は「呪力」と言われる念動力を身に着けています。この作品は、2008年に日本SF大賞を受賞しています。

呪力の訓練学校に通う、渡辺早季(わたなべさき)は朝比奈覚(あさひなさとる)達同級生と夏季キャンプで霞ケ浦を訪れた時に、「ミノシロモドキ」と呼ばれる自律進化型・自走式アーカイブに出会い禁忌とされる人類の歴史や、悪鬼(あっき)や業魔(ごうま)という怪物の正体を聞いてしまい災いに巻き込まれていきます。12歳だった早季が最終的には36歳になるまでを描いています。

幼馴染の青沼瞬(あおぬましゅん)を探して早季たちが訪れた廃村のモデルが、滋賀県多賀町にある霊仙入谷(りょうぜんにゅうたに)集落となっています。JR醒ヶ井駅や彦根駅からバスに乗り集落近くまで行き、その後徒歩で集落に行くことができます。

瞬を探していた、早季の不安や瞬の苦しさが廃村になった集落の雰囲気と重なります。

滋賀県のアニメ聖地⑦:幕末Rock

幕末ROCKは、PlayStationPortable用ゲームソフトを原作にしたアニメです。2014年に全12話でテレビ放送されました。

アニメ版では、登場人物の性格や設定などが原作のゲームとは異なる点が多くみられ、コミカルな雰囲気が強くなっています。

主人公の坂本龍馬やそのバンド仲間の高杉晋作、桂小五郎は志士(ロッカー)を組み、“天歌”(ヘブンズソング)で民衆を支配する幕府に対抗し、革命を起こそうとします。そして、竜馬たちは“天歌”(ヘブンズソング)の真実を知ることになるのでした。

第5話で登場した滋賀県彦根市にある聖地が彦根城です。JR彦根駅から徒歩20分程度です。

滋賀県のアニメ聖地⑧:やがて君になる

やがて君になるは、通称「やが君」とよばれる人気百合アニメです。2018年に全13話でテレビ放送されました。コミックは、現在も連載中となっています。

誰の事も特別に思えない高校一年生の小糸侑(こいとゆう)は、自己嫌悪から誰からの好意も受け入れられない生徒会役員の七海燈子(ななみとうこ)と出会います。侑は、燈子と付き合う事で徐々に誰かを特別に思う感情に気づき始めます。燈子は、人気者だった亡き姉になろうと努力していましたが、生徒会メンバーやそのOBと関わる事で自分自身の生き方を見出していく物語です。

4話と8話で登場した聖地が滋賀県彦根市にあるJR彦根駅です。駅構内だけでなく、駅周辺の街並みも聖地となっています。

10話で侑がランニングしていた場所が、彦根市にある芹川のけやき道に似てることから聖地巡礼するファンがいます。

滋賀県のアニメ聖地⑨:有頂天家族

有頂天家族は、2013年と2017年にテレビアニメ化されました。小説2巻、コミック全4巻が発売されています。原作者の森見登美彦作品の中では、「五男」や「毛深い子」と呼ばれている作品です。

京都に住む狸一族の下鴨家は、人間に化けて人間と共存していましたが、狸界の頭領でもあった父を「金曜倶楽部」と言われる秘密結社によって、狸鍋にされ失ってしまいます。下鴨家の長男は土壇場に弱く、次男は常に蛙の姿で引きこもり。三男は「阿呆の血」を色濃く受け継いだ楽天家。そして四男は直ぐにしっぽをだしてしまう臆病者で、誰も父の偉大さを受け継ぐ者はいませでした。そんな兄弟の、日常や金曜倶楽部から逃れるための日々を描いた作品です。

本編は、京都が舞台になっていますが、唯一エンディングで滋賀県大津市の琵琶湖なぎさ公園が登場し聖地となっています。まだ人間だった弁天を赤玉先生が攫ってきた場所となっています。JR大津駅から徒歩10分です。

番外編:滋賀県のアニメ聖地は他にもこんな作品も

滋賀県と言えば、思い浮かぶのはやはり「忍者」ではないでしょうか。「甲賀流」とよばれる忍者流派は、「伊賀流」と並び最も有名な忍術流派の総称です。

その忍者を題材にしたアニメの聖地として甲賀市が広く知られています。時代設定が現代と異なる為、明確な聖地が存在するわけではないのですが、忍者の里として聖地巡礼するファンがいますのでご紹介します。

番外編①:バジリスク~甲賀忍法帖~

バジリスク~甲賀忍法~は、2005年に全24話でテレビ放送されました。2018年には、甲賀忍法帖から10年後を描いた、「バジリスク~桜花忍法帖~」が全24話で放送されました。アニメに使用された、陰陽座や水樹奈々の楽曲も人気となっています。

甲賀卍谷の甲賀弦之介(こうがげんのすけ)と伊賀鰐隠れの朧(おぼろ)は、敵対する里同士に住んでいましたが恋人同士でした。しかし将軍徳川家康から、伊賀と甲賀それぞれから選ばれた10名で戦うことを命じられるのでした。その真実は、生き残った里によって家康の後継者を決めるというものでした。里の共存を夢見ていた弦之介と朧の人生を描いた作品です。

弦之介と朧が会っていた峠が土岐峠(ときとうげ)と言い、滋賀県伊賀市にある御斎峠(おときとうげ)がモデルになっているのではないかと、ファンの間で言われています。

番外編②:忍たま乱太郎

忍たま乱太郎は、NHKで1993年から放送されている、大人気アニメです。「忍たま」という愛称で呼ばれています。

1996年に、「映画忍たま乱太郎」が制作されていますが、子供向け映画では珍しく、公開時の観客の8割が女性でした。シビアなシーンが盛り込まれた事と、作画の変更で先生たちがイケメンになったことが理由と言われています。

忍術学園一年は組は、落ちおぼれ組ではありますが、クラスメイトの絆は強く出席率もとても良いクラスです。そのクラスの乱太郎、きり丸、しんべヱは、長屋でも同室の仲良し3人組ですが、いつもトラブルに巻き込まれ学園を騒がせています。忍術学園の同級生や先生、先輩忍者と関わりながらトラブルを解決していくドタバタギャグ物語です。

忍者の里として知られる甲賀市で2018年の夏に「忍たま乱太郎原画・忍者道具展」が開催されました。

甲賀市にある甲賀流忍術屋敷に原作者の尼子騒兵衛(あまこそうべえ)さんが訪れ、忍たま乱太郎のセル画や人形が飾ってあるそうで、忍たまファンが多く訪れています。

滋賀県のアニメ聖地は歴史的建物が多い

ここまで滋賀県の聖地をご紹介してきましたが、他県の聖地の様に、駅や校舎などが聖地になっている作品もありましたが、神社などの歴史的建物が聖地のアニメも多くありました。

また、聖地が近くに集中していたり、同じ場所が聖地になっていたりと短時間で複数の巡礼できるのも滋賀県の特徴です。時間もコストもあまりかけることなく、聖地巡礼ができますのでお勧めです。

以上、Find Anime編集部からのお届けでした。

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