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国土のほぼ中央に位置し、人口分布の中心である人口重心地でもある岐阜県。織田信長が「天下布武」の足がかりとした「岐阜城」や石田三成の本拠地「大垣城」、有名な温泉である「下呂温泉」と観光スポットが満載の県です。しかしそれだけでなく、アニメの聖地が同じくらい多い県でもあるんです!名作アニメの舞台としても魅力的な岐阜県のアニメ聖地を紹介していきます。

岐阜県のアニメ聖地の特徴

岐阜県のアニメ聖地の特徴といえば、各自治体がアニメの聖地巡礼に協力的な点があげられます。巡礼コースを丁寧に紹介するMAPを公開していたりもします。

話題になったアニメの聖地が多く存在する岐阜県ですから、聖地巡礼者のもたらす経済効果は非常に高いでしょう。例えば岐阜県高山市ではアニメ『氷菓』による聖地巡礼の経済効果は年間21億円とも言われています。

岐阜県のアニメ聖地①:ひぐらしのなく頃に

人口2000人に満たない田舎村・雛見沢村を舞台に、転校生の前原圭一を含めた、雛見沢分校の部活メンバーが「オヤシロさまの祟り」と云われる怪奇事件に巻き込まれていく。ミステリーホラー。

竜騎士07が2002年に手がけた同人作品を元に、アニメ化・ゲーム化・実写映画化etc...と、一大ムーブメントを巻き起こした超人気作です。同人からスタートした作品で、ここまでの成功を収めた作品は『ひぐらしのなく頃に』と『Fate』シリーズくらいではないでしょうか?

最新作PS4&Nintendo Switch用ソフト『ひぐらしのなく頃に奉』も発売中!2019年になってもまだまだ『ひぐらし』の人気は衰えませんね。

そんな、『ひぐらし』の舞台・雛見沢村の聖地になっているのが、岐阜県大野郡白川村の白川郷です。

合掌造りの独特な景観が魅力的で『ひぐらし』の聖地以外にも、ユネスコの世界文化遺産に登録されていることでも有名ですよね。

夏のひぐらしが鳴く季節も良いですが、冬の白川郷もまた美しいですね。つららが出来ている小屋は、古出神社の巫女様であり、『ひぐらし』のマスコット的キャラでもある古手梨花ちゃまと、その親友の沙都子が住んでいる所です。

こちらが古手神社のモデルになった「白川八幡神社」です。新緑がとても映えますね!絵馬には『ひぐらし』のメンバーがたくさん描かれています。

『ひぐらし』では毎年6月に「綿流し」のお祭りがありますが、白川八幡神社では毎年10月に「どぶろく祭」が行われているそうですよ。

OP映像から比較しています。橋のシーンなんて完全に一致してますね。圭一が「雛見沢に引っ越して来て、空気に味があることを俺は初めて知った」と本編で言っていましたが、この聖地の画像を見れば、それも分かる気がします。

岐阜県のアニメ聖地➁:君の名は。

東京に暮らす男子高校生・立花瀧と岐阜県飛騨地方の山奥にある糸守町に住む女子高生・宮水三葉は、お互いが入れ替わってしまう現象に遭遇する。

しかしある日入れ替わり現象がぴたりと止み、瀧は三葉が辿る運命を知ってしまう。そんな運命から彼女を救うため、瀧は奔走する。

三葉が住む「糸守町」は飛騨地方にある架空の町ですが、『君の名は。』の監督は「飛騨地方をイメージに据えた」と公言しています。さらに、飛騨市観光協会では聖地巡礼コースの紹介をHPで行っています。

こちら、瀧たちが降り立った「飛騨古川駅」ですね。飛騨牛のマスコットキャラクター「ひだくろ」がお出迎えしてくれますよ!

瀧が糸守について調べた図書館のモデル、飛騨市図書館です。この図書館では許可をもらい、他のお客さんに配慮していただければ、写真撮影OKとのこと。聖地巡礼に理解のある図書館です。ご厚意を無下にしないようにしましょうね!

こちらは瀧が聞き込みで訪れた神社。「宮水神社」のモデルの一つではないかと言われている「気多若宮神社」です。

「宮水神社」はこの「気多若宮神社」と、下の『氷菓』で紹介する「日枝神社」を足したものではないかとも言われています。

岐阜県のアニメ聖地➂:氷菓

省エネをモットーにしている高校生・折木奉太郎は、ひょんなことから「古典部」に入部することになってしまう。好奇心旺盛なヒロイン・千反田える、中学からの腐れ縁・福部里志、里志に惚れてる伊原摩耶花を古典部に迎え、様々な学園ミステリーに挑む。

作者の米澤穂信さんが岐阜県高山市出身ということで、『氷菓』の聖地になっている神山市は岐阜県高山市をモデルとしています。

そして高山市の公式観光サイトでは、『氷菓』に登場した聖地を紹介しています。高山市は日本一広い市としても有名です。

作中で出てきた神山市図書館のモデルとなった、高山市図書館「煥章館(かんしょうかん)」です。

高山市図書館自体は明治時代から開館していて歴史がありますが、高山市図書館を中核とした複合施設である「煥章館」は2004年に作られています。フランス風の外観が特徴的でオシャレです。

奉太郎たちが通う神山高校のモデルが、こちらの県立斐太高校。斐太高校は『氷菓』作者の米澤穂信さんの母校でもあります。

そして、斐太高校は『氷菓』の聖地というだけでなく、伝統行事「白線流し」で有名な学校だったりします。この行事を元にしたドラマ『白線流し』が、1996年に長瀬智也さん主演で放送されていました。有名なドラマなので見たことある人多いのでは?

こちらはOPからのカット。一枚目は特徴的な石段と宮川のせせらぎ。宮川にはOPに映る鍛冶橋や弥生橋などを含め様々な橋が架かっています。

二枚目の招き猫は本町通の商店街。三枚目の里志がはしゃいでいるシーンは宮川朝市通り。毎日朝市が開かれ、地元の特産品などが並びます。

四枚目はOPと20話で登場した「荒楠神社」のモデルとなった「日枝神社」です。毎年4月に行われる春の高山祭が有名。

岐阜県のアニメ聖地④:聲の形-

『聲の形』は2015年版『このマンガがすごい!』オトコ編で第1位を獲得した、大今良時による漫画作品です。2016年に劇場公開されました。

ガキ大将だった少年と聴覚に障害を持つ少女の、贖罪と二人で歩む未来への物語。コミュニケーションの難しさと、大切さがよく分かる作品です。

『聲の形』は作者の大今良時さんの出身地、岐阜県大垣市を聖地にしています。

こちらは大垣市馬場町にある「四季の広場」です。名前の通り四季によってその色を変えます。どの季節に来てもものすごく綺麗な所です!劇中で登場した滝のトンネルもありますよ。

こちらはキービジュアルにも描かれている「美登鯉橋(みどりばし)」です。名前の通り鯉がたくさん泳いでいます。将也たちの真似をして飛び込まないように!笑

岐阜県のアニメ聖地⑤:のうりん

農業に青春をかける農業高校生たちの学園ラブコメディ。パロディやネットスラング、下ネタ満載のおバカなギャグアニメです。

しかし、作者がきっちり取材をしているらしく、現実の農業の抱える問題なんかも見えてきたりします。

『のうりん』の主な聖地は岐阜県の美濃加茂市にある加茂農林高校。

『のうりん』の主人公たちが通っているのは’’田茂’’農林高校です。

ご覧のように、かなり忠実に再現されています。美濃太田駅にある観光案内所には、記念スタンプや聖地巡礼ノートが置いてあるようですよ。

8話でベッキーがライブをした場所「日本昭和村」は「ぎふ清流里山公園」に名前が変わったみたいです。

岐阜県のアニメ聖地⑥:僕は友達が少ない

2011年に最も売れたライトノベル『僕は友達が少ない』(はがない)をアニメ化した作品。

ヤンキーと勘違いされ友達がいない主人公・羽瀬川 小鷹が、同じく友達がいない三日月 夜空と共に立ち上げた「隣人部」。

後に、女王様気質の柏崎星奈、「しんのおとこ」に憧れる楠幸村、下ネタキャラでドMで腐女子の志熊 理科、邪気眼を持つ小鷹の妹・羽瀬川小鳩が入部し、更に幼女のシスター・高山 マリアを顧問に迎え、残念系青春ラブコメが幕を開ける。

『はがない』は岐阜県岐阜市を聖地にしています。

主人公たちが通う聖クロニカ学園の敷地内は、岐阜県岐阜市の長良公園を聖地にしています。駅から結構遠いので、バスかレンタサイクルなどを利用するといいかもしれません。

6話からのシーンです。西岐阜駅ですね。

岐阜県のアニメ聖地⑦:僕らはみんな河合荘

男子高校生・宇佐和成は親の転勤には付いていかず、憧れの先輩である河合律が住む「河合荘」に下宿することになった。

そこは2人の他に、ドMの城崎 志弦、30手前の残念美人・錦野 麻弓、腹黒女子大生・渡辺 彩花が住んでいて、変わり者の巣窟だった。果たして宇佐は憧れの先輩と仲良くなれるのか!?

『僕らはみんな河合荘』は岐阜県岐阜市を聖地にしています。

宇佐と律の通学ルートにある長良橋。夕日の眺めが絶景と話題です。

岐阜県のアニメ聖地⑧:星空へ架かる橋-

feng原作のアダルトゲームをアニメ化した作品。山比古町に引っ越してきた主人公・星野一馬は「山比古南学園」へ転入する。転入初日に道に迷っていたところを、ヒロインの中津川 初に助けてもらうのだが、誤って押し倒してキスまでしてしまい…。

『星空へ架かる橋』の山比古町は岐阜県高山市一之宮町を聖地にしています。『氷菓』の主な舞台も高山市でしたね。

この喫茶店は『氷菓』にも登場した喫茶店「バグ・パイプ」です。『星空へ架かる橋』と『氷菓』のメンバーは、ひょっとしたらどこかですれ違っていたりするかもしれませんね?

飛騨乃酒「山車」(さんしゃ)を造っている「原田酒造場」です。なんと築200年!江戸時代から代々受け継がれてきた伝統の味です。

岐阜県のアニメ聖地⑨:青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない

都市伝説として知られる思春期症候群にかかってしまった高校の先輩であり、女優として有名な桜島麻衣を救うため、梓川咲太が奔走する。徐々に薄れゆくバニーガール先輩を青春ブタ野郎は救うことができるのか!?

『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない(青ブタ)』は主に神奈川県を聖地にしていますが、第2,3話で岐阜県の大垣駅が登場します。

全国区の知名度を誇る女優・桜島 麻衣先輩が思春期症候群のせいで、世界の人々の記憶から忘れ去られようとしている。しかし、日本のどこかには麻衣先輩を見える人、覚えている人がいるはずだと、二人で逃避行の如く訪れたのが大垣駅です。

岐阜県のアニメ聖地⑩:ヒカルの碁

『ヒカルの碁』は週刊少年ジャンプで連載されていた漫画をアニメ化した作品です。ほったゆみ(原作)と小畑健(作画)のコンビによる安定した絵と、小学生がプロの囲碁棋士を目指すという珍しいストーリーで人気を博しました。当時の小・中学生の間に囲碁ブームを巻き起こした作品でもあります。

主人公・進藤ヒカルに取り憑いた、平安時代の天才棋士・藤原佐為が緒方先生と対局する舞台が岐阜県下呂市にある下呂温泉「水明館」です。

「下呂温泉」は日本三名泉の一つとして有名ですが、将棋や囲碁のタイトル戦の聖地としても有名ですよね。

番外編:岐阜県のアニメ聖地は他にもこんな作品も

上記以外では、麻雀アニメ『咲-Saki-』の四校合同合宿を行った場所が、岐阜県中津川市の「馬籠宿」です。

そして、一世を風靡したアニメ『けものフレンズ』のつちのこ回に登場した「やすえおにいさん」が社長を務める「つちのこ館」が岐阜県加茂郡東白川村にあったりします。

岐阜県は名作アニメの宝庫

紹介した通り岐阜県は名作アニメの聖地がたくさんある県です。その理由の一つとして、今回紹介したアニメ原作者の多くが岐阜県出身というのも関係ありそうです。名作アニメの聖地だけではなく、名クリエイターを生み出す聖地でもあるんですね。

以上、Find Anime編集部からのお届けでした。

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