
ゲームやマンガ、アニメや声優などのクリエーターを育成しているアミューズメントメディア総合学院。いろんな分野のプロを多数、業界へ送り出している学校です。この記事では、特にゲームプログラマー学科の学費やメリットとデメリット、評判や口コミなどをご紹介します。
この記事の目次
アミューズメントメディア総合学院とは
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— アミューズメントメディア総合学院/AMG (@AMG_PR) 2019年9月19日
アミューズメディア総合学院はゲームやマンガ、アニメや声優などに特化したクリエイターを育成する専門の学校です。1993年に設立し、恵比寿にある東京校と西中島にある大阪校とがあります。
2年制の本科と半年制の専科があります。この記事でご紹介するゲームプログラマー学科は本科のみとなっています。
ゲームプログラマー学科の学費はバイトで週67回分で稼げる
ゲームプログラマー学科(初年度) | |
入学金 | ¥100,000 |
授業料 | ¥900,000 |
施設設備費 | ¥250,000 |
演習実習費 | ¥130,000 |
初年度合計 | ¥1,380,000 |
ゲームプログラマー学科(2年次) | |
授業料 | ¥900,000 |
施設設備費 | ¥250,000 |
演習実習費 | ¥130,000 |
初年度合計 | ¥1,280,000 |
アミューズメントメディア総合学院のゲームプログラマー学科は、初年度に138万円、2年次に128万円の学費が必要です。時給1,000円のアルバイトを、1日8時間、週に5日働いたと仮定して計算すると、学費を稼ぐのに約67週間、月数にして約17ヶ月かかります。初年度分だけで考えても、約35週間、月数にすると約9ヶ月となります。
全額費をアルバイトで用意しようとすると、入学まで1年以上もかかってしまいます。そんなに待てない、早く学校で勉強がしたいという方もいると思います。そんな方のために、学費をお得にする方法をご紹介します。
学費をお得にする方法①早期出願制度・AO入学制度
学費をお得にする方法のひとつ目は早期出願制度・AO入学制度です。これは通常の出願よりも早く出願をすることで、入学金の半額(50,000円)から全額(100,000円)が免除される制度です。
入学金の免除以外にも、定員(プログラマー学科は40名)がある学籍が確保されることやプレ講義への参加、この次にご紹介するAMG特待生制度への応募資格などの利点があります。早期出願にデメリットはないので、入学を希望することが決まってる場合は、この制度を利用したほうが良いです。
早期出願制度・AO入学制度とは別に、推薦入学もアミューズメントメディア総合学院にはあります。推薦入学はアミューズメントメディア総合学院を第一志望とすることが前提条件です。高校や大学など各種学校の学校長や担任の推薦を受ける学校推薦と、自分で自身を推薦する自己推薦があります。学校推薦の場合は入学金の全額(100,000円)、自己推薦の場合は入学金の半額(50,000円)が免除されます。
学費をお得にする方法②AMG特待生制度
学費をお得にする方法のふたつ目はAMG特待生制度です。AMG特待生制度は、エンターテイメントの発展に貢献できる人材の育成を目的に、優秀で意欲のある学生に奨学金を付与する制度です。
AGM特待生になると、授業料の4分の1(225,000円)から全額(900,000円)が減免されます。試験があるなど条件は厳しいですが、その分、減免額も大きいです。スキルや知識はある程度あるものの、金銭面で入学ができない方は挑戦してみる価値は十分にあると思います。詳細は体験説明会や学校見学・個別相談会参加時に配布される特待生規定に記載されています。
学費をお得にする方法③新聞奨学生制度
学費をお得にする方法の3つ目は新聞奨学生制度です。新聞奨学生制度は朝夕に新聞配達の仕事をすることで、奨学金の援助を受けることができる制度です。2年間、卒業まで続けることで、奨学金の返済は不要となります。また、寮に入ることもでき、金銭面だけでなく、住宅や食事の面でもサポートを受けることができます。
先に挙げたものと異なり、働く必要があるため、授業との両立が大変になります。ですが、アルバイトをして学費を稼いでから入学するよりもずっとお得に、かつ早く入学することができるという利点は大きいと思います。
未経験でもゲームプログラマーになれる
業界で活躍するプロを育成する学校ともなると、初心者や未経験の人間が入学しても良いのかと不安になる方もいると思います。アミューズメントメディア総合学院ゲームプログラマー学科は、基礎からしっかりと学び、理論と実践を繰り返してスキルアップしていけるようにカリキュラムが組まれています。
ですので、初心者や未経験の方でも問題なくプロへと成長することができます。実際、ゲームプログラマー学科へ入学する生徒の9割がプログラミング未経験です。また、2年次にはゲームプログラミング専攻かVR・AR専攻の2つのコースに分かれ、それぞれの分野でのプロフェッショナルへと育成していきます。
専門学校というと、高校生や大学生くらいの若い人が通っているイメージがあるかもしれません。アミューズメントメディア総合学院では、半分以上の方が大学生や社会人を経験して
から入学しています。社会人になってから、業界のプロを目指すという方は意外といます。
カリキュラム以外にも、プロのゲームプログラマーになれるポイントがあるので、ご紹介します。
未経験でもゲームプログラマーになれる理由①1年目からゲームを制作
アミューズメントメディア総合学院ゲームプログラマー学科は、入学してから1年の間にゲーム開発実習を3回行います。この3回のうち、1回は個人でのゲーム制作、2回は共同制作となります。共同制作は学科の枠を超えて、商品化を見据えたゲーム開発を目標とし、プロと同じ方法でゲームを制作していくものです。
ゲーム制作を最初から最後まで行うことは、講義を受けるだけでは得ることができない体験となります。制作したゲームは就職活動でも実績として使うことができます。
未経験でもゲームプログラマーになれる理由②産学共同ゲーム開発プロジェクト
アミューズメントメディア総合学院ゲームプログラマー学科には、産学共同ゲーム開発プロジェクトというものがあります。アミューズメントメディア総合学院は、学内に商用ゲーム作品を開発する機関「AMG GAMES」を持っています。
このAMG GAMESと共同してゲームを開発していくのが産学共同ゲーム開発プロジェクトです。一例を挙げますと、先ほどご紹介した共同制作で作ったゲームの商品化を目指すUnrealチャレンジなどがあります。1年次から講義だけでなく、ゲーム開発に多く携わることで、未経験でもプロを目指すことができるような環境になっているのです。
未経験でもゲームプログラマーになれる理由③安心の学科担任制
学校でカリキュラムや特別プログラムと同じくらい大事なのが担任や、教えてくれる先生方です。アミューズメントメディア総合学院ゲームプログラマー学科の担任は入学前から在学中、そして卒業後まで、一貫してサポートしてくれます。
在学中の勉強や進路に関するアドバイスはもちろん、入学前の適正診断や卒業後のフォローまで対応してくれます。担任もゲーム業界歴のある、プロの方なので親身に相談に乗ってくれるでしょう。また、授業を担当する講師陣も業界トップクラスの現役ベテランクリエーターです。
担任とは別に就職に関しては専門のサポーターがいます。ゲーム業界との強固なネットワークにより、最新の求人情報を把握したキャリアセンタースタッフが、担任と連携を取って、生徒の就職を全力でサポートします。
もちろんゲームプログラマー学科にはデメリットもある
アミューズメントメディア総合学院ゲームプログラマー学科は、未経験でもプロを目指せることについてお伝えしました。カリキュラムはもちろん、講師陣などのサポート体制も万全であるのが伝わったかと思います。
とはいえ、いいことばかりではなく、微妙な点というのも少なからずあります。ここからはそんな微妙なポイントについてお伝えします。
ゲームプログラマー学科のここが微妙①無認可校である
アミューズメントメディア総合学院は大阪校は学校として認められていますが、恵比寿の東京校は認可を受けていません。いわゆる無認可校となります。そのため、2年間の課程を修了して卒業しても、正式には学歴となりません。
ですが、アミューズメントメディア総合学院の卒業生たちが、各業界で活躍しているので、学校の知名度自体が非常に高いです。そのため、卒業したという事実は大きな実績となり、無認可校ということは大したデメリットにはなりません。
ゲームプログラマー学科のここが微妙②在学生のモチベーションに差がある
アミューズメントメディア総合学院ゲームプログラマー学科へは、願書を提出して、書類選考で合格すれば入学することができます。入学試験があるわけではないので、入学のハードルが低いです。そのため、生徒のプロを目指す本気度にバラつきが生じてしまいます。
やる気の薄いメンバーと一緒にいると、気づかないうちに自身のモチベーションも下がってしまい、学院の授業を最大限に活用できなくなってしまうかもしれません。とはいえ、プロを目指してやる気のある方のほうが多く、そういった方と積極的に関わっていくことで、切磋琢磨していける環境に身を置くことも可能です。
お互いに高めあえるような学友を作っていくように意識すれば問題ありません。
ゲームプログラマー学科のここが微妙③学費が高い
アミューズメントメディア総合学院ゲームプログラマー学科の学費は、2年間で266万円と学院の中でも高いほうになります。先にも記述しましたが、アルバイトで17ヶ月分と決して安い金額ではありません。
ですが、先ほど挙げた産学共同ゲーム開発プロジェクトや、担任や講師陣、キャリアスタッフなどの専門的なサポートを得られることを考えると、学費を支払う価値は十分にあるといえます。どれも個人で手に入れられる環境ではありませんからね。
また、ハードウェア、ソフトウェアも最新のものが揃っていて、これらも個人で全てを購入するとなると相当な費用が発生してしまいます。それを考えると、学費を払って最新の設備を使い、専門の教育を受けるのは賢い道ではないでしょうか。
アミューズメントメディア総合学院・ ゲームプログラマー学科の評判や口コミレビューは?
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— アミューズメントメディア総合学院/AMG (@AMG_PR) 2019年3月6日
アミューズメントメディア総合学院ゲームプログラマー学科のメリット、デメリットをお伝えしました。ここからは在学生や卒業生の評判、口コミをご紹介します。
在学中は講義と並行しながらゲーム開発実習(共同制作)を行い、とても濃い内容の2年間を過ごしました。現在は実際の現場でプロとしてゲームをつくる仕事に就き、とても楽しく充実した日々を送っています。そんな毎日があるのも在学中に一生懸命に努力した結果だと思っています。
2009年3月に卒業し、株式会社ゲームフリークでプログラマーとして活躍している小幡敏宏さんのコメントです。講義と同時進行でゲーム制作をするカリキュラムは、忙しく大変そうですが、それだけ充実した時間となるようです。在学中にした努力が、就職後にいかされているのですね。
皆仲が良く、互いにわからないことがあれば気軽に聞くことができる環境でした。特に今年から3Dモデルファイルがfbxファイルに変わり、わからないことが多かったので出来るようになったことを互いに共有して効率よく学ぶことができました。
2020年の3月卒業予定で、株式会社ヒストリアに内定が決まっている高柳 俊一さんの口コミです。2年間共にするメンバーの仲が良かったとのこと。講義やゲーム制作の実践も大事ですが、仲間の存在というのもまた大事です。仲間と一緒にがんばるからこそ得られるものというのもあるのだと思います。
5年間社会人をしていた私が、どうしてもあきらめきれずに相談したら、一番親身に相談に乗ってくれたのが当学院でした。自分だけの力ではどうしようもないことはたくさんあります。そのような時は自分だけで悩まずに、まずは相談してみてください。
2010年3月に卒業し、株式会社アトラスでペルソナ5のプログラマーもしている堀之内健司さんからのメッセージです。入学前から相談に乗り、サポートをしてくれたようです。プロの相談相手がいるというのは心強いポイントですね。
私は、面接が苦手でとても就職活動には苦戦したのですが、キャリアセンターの先生方の手厚いサポートのおかげで無事、就職することが出来ました。
キャリアセンターの先生方や技術面でサポートしてくださった講師の先生方にはとても感謝してます。
2019年3月に卒業し、株式会社マトリックスへに就職した河井真盛さんのコメントです。担任や講師とは別に、就職関連のサポートをするキャリアセンターに助けられたとのこと。最新の業界情報を把握し、就職を全力でバックアップしてくれます。ちなみに、アミューズメントメディア総合学院・ゲームプログラマー学科の業界就職率は、98%と非常に高いです。
ゲームプログラマー学科は卒業後のフォローも手厚い!
アミューズメントメディア総合学院のゲームプログラマー学科には、卒業生たちが繋がることができる「AMG OB・OGネットワーク」というものがあります。
AMG OB・OGネットワークは学院の卒業生、関係者のみが閲覧できる会員サイトです。これにより、卒業しても産学共同プロジェクトやスキルアップ勉強会に参加したり、キャリアアップ支援を受けることができます。卒業しても、学院の専門的なサポートを受けられるのは大きなメリットです。
アミューズメントメディア総合学院の ゲームプログラマー学科はプロになるための環境が揃っている
ここまでアミューズメントメディア総合学院のゲームプログラマー学科について、お伝えしてきました。カリキュラムや産学共同ゲーム開発プロジェクトなど、理論と実践の両面で学べる仕組みがあり、担任や講師などのサポートもしっかりとしていて、プロを目指すための環境が整っている学校です。カリキュラムは基礎から組まれているため、未経験者でも安心して通うことができます。ゲームプログラマーになりたいという方は、試しに資料請求や無料の体験説明会に参加してみてはいかがでしょうか。
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